研究内容
化学工学をベースとして界面現象を切り口に社会の技術ニーズに応える装置のための研究・開発を行っています。
分離工学に関する単位操作の研究
- 固液分離:粒子の沈降分離、ろ過操作のモデル化
- 膜分離:水処理用の膜のファウリング現象の解明、対策技術の開発
- 晶析:結晶群の製造プロセスにおける装置工学的研究
環境化学工学に関する研究
- 資源循環:バイポーラ膜を利用した土壌からのリン回収技術
- 環境浄化:高効率気体溶解法の開発
界面導電現象の工学応用に関する研究
- 流動電位法による多孔質体の表面電荷密度と細孔径評価技術の開発
進化分子工学による機能性分子(特異的結合性分子)の探索に関する研究
- ファージディスプレイ法による機能性ペプチドの開発とセンサー化
- ナノ粒子を見分けるペプチドの開発
分子シミュレーション(分子動力学法:molecular dynamics method、MD法、)による溶質の状態の研究
- 分子動力学法(MD法)による水中でのイオンの水和状態
- 溶質間(タンパク質とペプチドなど)の結合性評価